フリーランスデザイナーから外資に転職

35歳、新人として再スタートしました。

転職から約2ヶ月が経つ

食事がまともに喉を通るようになった。

しかし、休憩をまともに取っていないために、落ちた体重4Kgは取り戻せない。もし、最初の1ヶ月間のように食事を摂らない状態が続いていたら、私はもっと痩せていたのだろう。

久々に会った人にも痩せたね〜と言われる。これは、正直悪い気はしない。もともと痩せ型だったが、20代後半から人並みに人並みの体型になっていたから。昔の服をそのまま着れるという事は、新しい服を買わなくて言いわけで、すなわちエコです。

 

海外のお客様は、優雅にこの街で生活しているわけで、頼られるときはヘルプを求められるときである。どこでドルを換金したらいいんや?どこで海外送金ができるんや?どこでお茶したらいいんや?洗濯機の使い方が分からねえよ?エアコンから水が落ちてくるんだけど?アイロンの使い方が分からねえよ。などなど、様々な疑問にプロフェッショナルらしく回答する義務がある。

そんな質問に対して、1人でシフトに入っているが故に、頼れるのはGoogle先生のみとなる。もしこの世にGoogleがなかったら。もしこの世にGoogle翻訳がなかったら。考えただけでも恐ろしい。幸いにもGoogle先生がいるこの時代にこの不毛な外資の職場へ降り立った私は幸いとしか言いようがない。報告書の英語のスペルが心配な時も、メールの文章が心配なときも、Google先生はなんでも答えてくれるのだ。

 

報告書の語学力は先生にカバーしてもらえるとして、問題は日々の報告業務の多さである。

シェアハウスしている外人は、最初はその不毛な職場と戦え!と言った。しかし、私のあまりにも疲れ果てた表情を見て、ついには転職を勧めるようになった。うん、私は転職した方がいいと思う。別に外資じゃなくて良い。幸せに朝を迎え、幸せに眠り、たまに同居人に料理を作ることを楽しみにし、丁寧に日々を生きたいのだ。

それがどれだけ大変で、今の時代においては理想の高いことなのかは承知している。

絵に描いた幸せは、あくまでも絵に描いたものなのかもしれない。それでも、丁寧に1日を過ごしたいという理想をかかげ、明日も上司にひたすら詰められながら私は生きていく。

今の目標は、死なずに生きる事である。

親に心配をかけないように。大切な人に悲しい思いをさせないように。寝るわ。おやすみなさい。