フリーランスデザイナーから外資に転職

35歳、新人として再スタートしました。

フリーランスに戻りたいのか?

フリーランスで仕事をしていたと言うと、上昇志向が強い女だと思われがちだけど、全くそんな事はない。

 

たまたまブラック企業的なところにいて、これならば業務委託で仕事を受けた方が楽だと思ったからフリーランスになった。逃げの姿勢だ。

さらに、フリーランスとして将来食っていく自信もなくなり、体力の衰えも感じ、今回の転職に至った。やはり逃げの姿勢だ。

 

さらに、英語を使えて一石二鳥じゃんと思って外資に転職した。どんだけ能天気なんだ。

 

職場は上昇志向の高い女性で溢れている。なんでみんなそんなに出世したいのか私にはまだ理解ができない。外資で働く女性は、ものすごいプライドを持っている。付き合っている男性も銀行マンだったり商社マンだったり、どうやって出会っているのか謎である。

上昇志向の高い女性は見ていてしんどくなる。なんでそんなに自分と周りを追い詰め、苦しみながら仕事をしているのか。

部下や下請け業者に対して一線を引き、私がルールだからと言わんばかりに横柄に振る舞い、周りが萎縮して何も言うことができない。

 

最初の3週間は、私も食事が喉を通らなかった。やっとここ3日くらい、そこそこ食事を摂れるようになった。果たしてこの職場に慣れることができるのかまだまだ未知だ。いつか私も上昇志向の高い人間になってしまうのかしら?いや、絶対に嫌だ。周りを疲弊させてしまう。上昇志向が芽生えても、周りには隠そうと思う。

 

こんだけ社内の上昇志向高い女性に囲まれて疲れ果てているけど、フリーランスに戻りたいのか?!と聞かれれば、まだ答えはNOだ。

 

常に顧客の支払いサイトと入金日を考え、今月は2件も請求延びたからしばらく食パンだけで過ごすかとか、彼氏にも気を使わせて安いところに外食へ行くとか、親にお金を借りる(恥ずかしながら、フリーランス時代に1度50,000円借りた)とか、休みたくても顧客に振り回されるとか、そんな想いをもうしたくない。

 

しかしどんな仕事も大変だ。もうフリーランス時代の思いはしたくないとか思ってても、どこかで次回はきちんと株式会社にして、何か新しいサービスを開発して、多少自由のきく仕事したいとか思っている自分がいる。一生隣の芝を眺めながら、私は生きていくのかもしれない。これはもう、自分のメンタルと覚悟の問題だわ。

ただ毎日平和な気持ちですごしたいだけなんだけど、それがどれだけ大変なことでありがたいことか。生きていくためのハードルって高い。

ではまた。